哲学者トランプ〜新しい哲学編〜
価値観が大きく転換する時代に人々が求める「世界の捉え方」や「生き方」のヒントをくれるのが哲学です。
特に「新しい哲学」は世界の本質と根本的な構造を理解し、変化に対応する強さを与えてくれます。哲学を学んだ事がない方にも「哲学すること」の楽しさに触れてもらうことを目的に「哲学者トランプ」が誕生しました。
◆カードサイズ:89 × 58mm
◆箱サイズ:89 × 58 × 18mm
◆重量:75g
◆52枚+ジョーカー2枚
◆製造国:日本
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は送料無料です。

哲学は、古い哲学・ちょっと古い哲学・新しい哲学の3つに分けることができます。
「古い哲学」を代表する哲学者は、多くの人が知っているような、ソクラテスやプラトンです。 そして、超訳ニーチェがベストセラー本となりましたが、ニーチェは実は「ちょっと古い哲学」の哲学者です。
「自ら考え自発的に物事を進められる人」になるためには、これらの「古い哲学」「ちょっと古い哲学」だけでは、充分ではありません。
まだ、まだ、世の中で多くの人に知られていない、「古い哲学」・「ちょっと古い哲学」を乗り越えてできた、新しい哲学「構造主義」こそが、我々に「本質」を捉える力、自ら考え自発的に物事を進める力をくれます。

今回の哲学者トランプ〜新しい哲学編〜には、分析哲学に決定的影響を与えたヴィトゲンシュタインや、ソシュールをはじめとする構造主義以降の哲学者の言葉を集約しました。
哲学者トランプは、これからの時代に必要な3つの力
・思考力
・創造力
・言語化力
を、遊びながら身につけることを可能にしてくれます。
このトランプには哲学者達の言葉をのせていますが、その言葉の意味や解説はのせていません。
なぜなら、意味や解説をのせることで「わかってしまう」とそれ以上に思考を働かせることはないからです。
このトランプをぜひ、「知識をふやす」ためでなく「思考する」ためのツールとして活用して下さい。
興味をもった哲学者や言葉の意味をご自分で調べたり、意味を考えたり、自分なりに解釈をしてみる、それも「思考力、創造力、言語化力」を鍛えるひとつになります。 だれかの解説の受け売りでなく、ご自身で「思考し、創造し、言語化する」ことを楽しんでくださいね。

◆Easyモード:好奇心を育み世界が広がる

まずは、ババ抜きや神経衰弱、ポーカー、スピード、大富豪…など、哲学者トランプを通常のトランプ同じように遊んだり、自分が好きな言葉が書かれている推しトランプを見つけることで、遊びながら、なんとなく哲学者の言葉に触れることからスタート。
◆Normalモード:思考力×言語化力を鍛える「Who is it?」

<ルール>
①真ん中にトランプ山を置き、順番に1枚ずつめくる。
②下記のいずれかで、その他のプレイヤーにめくったカードの説明をする。
※制限時間内にを決めても面白いです。
③カードに書かれてある哲学者が、わかった人から手をあげて発言する。
④当たれば、相手にポイントが加算されカードを渡す。
・1ポイント:哲学者が生まれた年号や国からその人の名前を当てる。
・2ポイント:呼称から、哲学者の名前を当てる。
・3ポイント:命題から、哲学者の名前を当てる。
・5ポイント:自分なりの言葉で哲学者を説明し、哲学者の名前を当てる。
※誰も当てれなかった場合(説明ができなかった)は、-1ポイントを発表者に付与するなどペナルティーをつけるなど、ぜひアレンジをしてあなたなりの遊び方を構築してください。
◆鬼モード:創造力×言語化力を鍛える「私が哲学者!」

<ルール>
カードを1枚引き、そこに書かれた命題を自分が哲学者になって、命題をアレンジ。
その後、命題を伝え、解説をする。
もっとも、自分の言葉で語れた人の順番で、点数を付け合い、合計点数の高い人が価値。
など、ここで紹介したのは、一例ですが、哲学者トランプは、ただ楽しむだけでなく、思考力・創造力・言語化力が鍛えられるトランプです。

◆受動的な学びから主体的な学びへシフト
今回、哲学者トランプを開発した理由の1つに、「学習効果の高さ」があります。
トランプは「体験しながら学習する」のに、非常に適したツールです。トランプを使った学びの場は、子供の教育から、大人の教育現場でも年々増えています。

アクティブラーニング(Active Learning)とは、参加者を中心とした学修を指し、ケースメソッド(1921年にハーバードビジネススクールで誕生)はその代表的な手法として知られています。
講義を聞くだけ・本を読むだけでは、10%以下という低い定着率なのに対し、グループで討論したり体験をしたりすることで、定着率が75%まで高くなる、とされています。
遊びや体験しながら学ぶことで得られる効果が既に実証済み。
ですから、「体験」による学習方法としてトランプを採用しました。
また、トランプゲームをしていても待ち時間の間に哲学者の言葉に触れことができたり、上記で提案しているNormalモードや鬼モードでの遊び方をすることで、思考力・創造力・言語化力を鍛えることができます。